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洋画や海外ドラマを観て、気になった事を載せています。また裁縫によるハンドメイドの製作過程も掲載中。

趣味は洋画や海外ドラマ鑑賞と裁縫。音楽はジャズやソウルやボサノヴァが好きです。

ジェシカ・ピアソンのゴージャスなストール- SUITS/スーツ [気なるグッズ・行動-海外ドラマ(ネタバレ有)]

[ひらめき]海外ドラマを観て、気になったグッズを紹介したいと思います。

Suits.jpg

SUITS/スーツ(Suits)
https://www.usanetwork.com/suits
https://www.imdb.com/title/tt1632701/
TV Series 2011~2019
NYマンハッタンを舞台に、凄腕弁護士とワケアリ天才フリーターのコンビが放つ、クールでスタイリッシュなアメリカのテレビシリーズ(コメディ・ドラマ)。

シーズン7 エピソード2 「理想像」(The Statue)
主な登場人物
ハーヴィー・スペクター (Harvey Specter): ピアソン・ハードマン敏腕弁護士
マイク・ロス (Mike Ross): 天才的な頭脳と完全記憶力を持つ青年・弁護士として働く
ルイス・リット (Louis Litt): ピアソン・ハードマンのパートナー弁護士
ジェシカ・ピアソン (Jessica Pearson): ピアソン・ハードマン所長
レイチェル・ゼイン (Rachel Zane): 事務所のパラリーガル

ピアソン・ハードマン"に勤める敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターは、アレックス・ウィリアムズ(ハーヴィーの古い友人)の件の承諾を得るためジェシカ・ピアソンに会いに行いにシカゴへ行きます。
そこでのシーンです。
シカゴは寒いです。
ストールをピアソンが肩にかけています。
ストールとは、肩にかける衣類の一種。
ショールと同様に肩にかけたりもしますが、一般的にショールよりも材料・仕立てともに高級で、パーティドレスやボールガウンなどと合わせて使われます。
また、ショールよりも細く、肩や腕に巻きつけても使われます。
素材はシルクやシフォンのような軽量な素材をつや出ししたものが使われ、ファーや絹で縁どりされることも多いです。
2018年4月、高級ブランドが次々と毛皮の使用をやめ、米サンフランシスコは毛皮の販売を禁止することを発表し、英議会は欧州連合(EU)からの離脱後に毛皮の輸入の全面禁止を検討しました。
シーズン7は2017年- 2018年の放送ですので、これ以前に撮影されたものです。
ですから、このようなシーンができたのでしょう。
彼女のストールはおそらくシルバーフォックでしょう。
とても素敵な毛皮で、ボリュームに圧倒されます。
「SUITS / スーツ」では、皆さん高級でお洒落なファッションです。
一流弁護士なのでお金持ちなのです。
このストールの素材は本物の毛皮かフェイクかわかりませんが、おそらく本物の毛皮と思われます・・・?
現実的には無理は話ですが、こんなファッションしてみたいなと思いました。

備考
ショール:通常は四角形をした布で三角形になるように折って使うが、最初から三角形のものもある。
ボールガウン:舞踏会のドレスで、プリンセスライン(本来のプリンセスラインは、ウエストでの切り替えがない)よりも、身頃にフィットし、ウエストの下から急に大きく広がる。

Suits7-2.jpg

付記
動物愛護団体は毛皮の廃止を訴えていますが、彼らはレザー(皮)のバッグを持ったり靴を履いたりしていないのでしょうか?
また、豚肉・牛肉・鶏肉は食べていないのでしょうか?
厳しく言えば野菜も食べないのでしょうか?
人が生きていくため、生き物に死を求めなければならない場合があります。
レザーは毛皮(ファー)と違い、革素材は基本的に食肉用に飼育された動物から採られるもので、しかも食肉加工の際に出たものを再利用。
したがって、食用とされる動物が革素材となっているそうです。
でも、クロコダイルになるワニやオストリッチとなるダチョウを食べますか?
豚肉・牛肉・鶏肉の豚・牛・鶏は食料として育てられています。
毛皮も毛皮用に家畜化されている動物がいます。
現代の毛皮の85%以上は野生由来ではなく、毛皮用の動物養殖農場から生産されています。
毛皮を取るために、至る所で捕獲したのが問題でした。
毛皮だけでなく、象牙のために象を殺したりするのもそうです。
また、毛皮用動物養殖農場の劣悪な飼育環境も問題のようでした(動物の異常行動がみられる)。
毛皮は動物を苦しめ、環境にも猛烈な影響を与えるとのことです。
動物愛護団体は、「2018年は、誰もが毛皮にさよならを告げる年だ」と宣言しました。
防寒具としてではなく、ファッション性が高い防寒具が問題?
毛皮がなくても、暖かいお洒落は出来るので、ブランドの毛皮が叩かれたのかもしれません。
毛皮を着なければならないほど寒い国、今後は温暖化で必要なくなる・・・?
動物愛護法は「人間の命を保つのに必要最低限のものは殺してもいい」です。
自分の命を維持するために、食用にする動物は殺すことが出来ます(植物も同様)。
衣食住、衣に対する必要最低限の境界問題は今後も続くのでしょう。

エコだと言うけど化学繊維は、土にかえりませんので全然エコではありません。
製作にも時間やコストがかかります。
天然物は土にかえります。
牛革は食用で育てた牛の皮だそうですが、ミンクも毛皮用として養殖したもの。
ミンクの肉は人は食べられませんが、肥料など色々使えるそうです。
今、プラスチックが問題になっているのに、それを違う次元に置いている人がいます。
食べるためだから豚・牛・鶏殺してよくて、着るためのミンクやウサギは殺してはいけないという、違う方向から答えを出している人もいます。
残念ながら答えが出ない問題に思えます・・・。

フェンディを手掛けるカール・ラガーフェルドは毛皮の使用を考え直す様子はなく、「人々が肉を食べ、レザーを身に付ける」限り毛皮を使い続けると述べています。
フランス毛皮連盟のフィリップ・ボーリュ氏は「毛皮の使用をやめたブランドは、石油産業の副産物であるプラスチックで作られた合成毛皮、およびそれに伴うすべての環境汚染や地球への害を促していることになる。一方、毛皮は自然のもので、より耐久性があり、出どころをたどることもできる。」と述べています。







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